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      2021.09.13
      第1回【知って得する!】全粒粉100%うどんのすすめ

      「全粒粉100%うどん」。
      「全粒粉」って身体にいいイメージがあるけれど、具体的に何がよいのかあいまいになっていませんか?
      今回は、これまで商品化されていた「従来の全粒粉うどん」との違いや「全粒粉100%使用」だからこそ得られるメリットをご紹介します。


      従来の全粒粉うどん VS 全粒粉100%うどん その違いとは?


      「従来の全粒粉うどん」は、小麦粉がベースである内の数%のみ全粒粉を使用したものが主流でした。わかりやすく言い換えると「全粒粉入りうどん」です。
      それに対し、「全粒粉100%うどん」は、全粒粉のみを使用して作られたうどんです。言い換えると、純粋な「全粒粉うどん」です。
      では、これらの違いは一体何なのでしょうか?


      1.食感が違う


      全粒粉入りうどんは、うどんの原料でもある小麦粉が大部分を占めていますので、比較的違和感のない食感を作ることが出来ます。
      一方、うどんのコシは、小麦たんぱくから作りだされる「グルテン」が鍵となりますが、全粒粉は、
      「グルテン」の形成を阻害する小麦表皮部分(ふすま)を豊富に含むため、食感が悪くなりやすいのです。
      おいしくなければ、日常の食卓には、並びません。
      代々伝わる独自の製法と、こだわりぬいた原料を使用し、1年半かけて作り上げられた「全粒粉100%うどん」は、
      全粒粉100%とは思えないコシともちもちした食感を実現しています。
      このように、全粒粉100%で作られたおいしいうどんは、製造がとても難しく、世界を見てもとても少ないのです。


      2.栄養価が違う


      小麦粉 VS 全粒粉



      原料となる小麦粉と全粒粉の栄養価を比較してみましょう。
      エネルギーや炭水化物は、小麦粉に比べて全粒粉の方がやや少ないですが、たんぱく質や食物繊維、
      鉄などのミネラルやビタミンB群などは、全粒粉の方が多く含まれています。
      日常の食事で不足しがちな、意識して摂りたい栄養素が、全粒粉には凝縮されていることが分かります。


      通常のうどん、そば VS 全粒粉100%うどん 栄養価を比較する


      通常のうどん VS 全粒粉100%うどん


      その差は一目瞭然ですね。
      全粒粉の小麦表皮(ふすま)は、低糖質で、食物繊維や鉄などのミネラルを豊富に含んでいます。
      精製された小麦粉を使用したうどんに比べ、表皮も丸ごと含む全粒粉を使用したうどんは、栄養価も優れています。


      そば VS 全粒粉100%うどん


      健康を気にする人は、麺類を選ぶなら「そば」と考えている人も多いのではないでしょうか?
      「全粒粉100%うどん」の誕生により、その概念も覆されることになりそうです。
      上記は、ごく一部の比較となりますが、特に不足しがちと言われている栄養素が、そばよりも多く含まれています。



      「全粒粉100%うどん」を選ぶ3つの理由


      1.1食置き換えで食物繊維が補える


      ダイエット、免疫力、お通じ、生活習慣病予防など、「第6の栄養素」として期待されるほど健康効果の高い食物繊維。
      令和元年国民健康・栄養調査の結果より、(※1)1日の食物繊維の目標量に対し、あと3~4g不足していると言われています。
      ごはん1膳(150g)に含まれる食物繊維は、2.3g。
      全粒粉100%うどん1食分(ゆで上げ後210g)に含まれる食物繊維は、6.9g。
      1日3食のうち、1食を「全粒粉100%うどん」に変えるだけで、不足分の食物繊維が補えてしまうのです。


      <参考>
      (※1):日本人の食事摂取基準(2020年版)


      2.時短調理が可能


      共働き世帯の増加や介護など、食事作りに十分な時間をかけられない人は増加しています。
      そんな時の救世主ともなるのが、「麺類」ではないでしょうか?
      ささっと作れてとても便利な麺類ですが、一番の不安は、「栄養面」です。
      上記の表より、「うどん」や「そば」では、摂れる栄養素も限られます。
      「全粒粉100%うどん」なら、麺そのものの栄養価が高いので、簡単に「かけうどん」で食べても、不足しがちな栄養が取れます。
      1日3食のうち、1食を「全粒粉100%うどん」に変えるだけで、調理の負担も栄養面の不安もずいぶん軽くなるでしょう。




      3. 高いコストパフォーマンス


      「野菜を1日350g食べましょう」と言われ、気持ちが重くなった経験はないでしょうか?
      ベジタリアンや野菜好きな人はともかく、そうでない人にとっては、「野菜は高い」「野菜は苦手」「調理が面倒」「調理方法が分からない」などなど、様々な思いがめぐりますよね。
      でも、健康や美容は気になるはず。
      そんな時にも「全粒粉100%うどん」は、強い味方です。


      ★そば(ゆで200g)+ほうれん草のおひたし(1/2束分) 食物繊維4.8g 鉄2.3mg
      ★全粒粉100%うどん(ゆで210g) 食物繊維6.9g 鉄2.5㎎


      「全粒粉100%うどん」なら、かけうどんでも、「かけそばとほうれん草のお浸し」よりも、食物繊維や鉄が多く摂れます。


      まとめ


      2021年3月に発売された「全粒粉100%うどん」。
      おいしいのはもちろん、栄養面でもとっても優秀です。
      通常、ミネラルやビタミンなどが強化されている食品は、添加物として特定の栄養素を添加しているものがほとんどです。
      「全粒粉100%うどん」は、添加物不使用で、素材そのもののよいところが、最大限生かされており、まるごと享受できます。
      1食置き換えで、今日から手軽にヘルシーな食生活を手に入れましょう!


      おまけ


      今年の夏も猛暑が続いています。
      疲れが取れなかったり、1日中だるさを感じたりしていませんか?
      そんな時におすすめのレシピです。


      ★ワンポイント栄養★
      豚肉には、疲労回復に欠かせない「ビタミンB1」が豊富に含まれています。
      レシピに使われているニンニクやニラに含まれる「アリシン」は、ビタミンB1と結合し、うどんの糖質を効率よくエネルギーに変えます。
      また、全粒粉100%うどんや豚肉に含まれるビタミンB6と結合し、インスリンの分泌を促進するため、血糖値が気になる方にもおすすめです。
      1食で、2つも3つもおいしい「つけ全粒粉100%うどん」を是非試してみてくださいね。










      松岡 喜美子(まつおか きみこ)


      県立広島女子大学(現在:県立広島大学)卒業後、管理栄養士を取得。
      糖尿病クリニックで栄養指導に従事しながら健康運動指導士を取得。
      2008年より、フリーとしての活動を開始。
      特定保健指導を中心に、セミナー講師や執筆、フードコーディネートなど幅広く活動している。
      これまで1万件以上の指導実績があり、個々の状態や環境に応じて、柔軟で的確な提案を心掛けている。


      【所有資格】
      管理栄養士 健康運動指導士 
      高血圧循環器病予防療養指導士 かがわ糖尿病療養指導士


      【所属学会など】
      日本高血圧学会 日本肥満学会 日本スポーツ栄養学会 
      日本糖尿病協会 日本コアコンディショニング協会(JCCA)