融業とは、異業種と協力しお互いの強みを活かして新たな付加価値を生み出すビジネスです。
私たちは、全国の農業・水産関係者など自然の恵みを育む方々や、
地域の名産品で新たな事業意欲もつ方々と連携し、
その素材とうどんを融合した新しい製品を開発しています。
この連携によりもたらされるものは、従来とは異なる価値の創造です。
それが新市場開拓へとつながります。
今後も多様なかたちで無限の可能性を秘めた融業に取り組み真心をもってお客様と
関わってまいります。
仲野産業株式会社
阿波徳島産の香り豊かな蓮根を
練りこみました。
鳴門市にはなると金時と並んで、もう一つ有名な名産品「鳴門れんこん」があります。当社は、れんこんをはじめとした根菜の加工販売を生業にしていますが、鳴門れんこんブランドのPRのため、「れんまるCAFE」も運営しています。
れんこんうどんの開発にあたり試行錯誤の結果、栄養価の高い皮の部分を粉末にし、麺に練り込みました。ほのかなアイボリー色が特徴で無味・無臭ですがとにかく美味しい。CAFEでのセットメニューでは、主役となり人気沸騰中。現在は「わんこうどん」として新たな取り組みを実施しています。
有限会社柏崎青果
お中元、お歳暮などの返礼としても活用
牛蒡うどんを開発したきっかけは、前社長が銀行から石丸製麺様をご紹介いただいたことから始まります。香川県の本社工場を見学させていただき、最新鋭の製造技術や衛生的でスムーズな作業工程を目の当たりにし感動しました。
開発に際し、牛蒡を配合する割合を決めるまでに試行錯誤しました。出来上がった商品は、一見すると蕎麦のように見えますが、牛蒡の風味もあり、食べたときの喉ごしは讃岐うどんそのものでした。お客様からもとても美味しいと評判でリピートも高く、お中元やお歳暮としてもご愛顧いただいています。海外にも輸出しており、新たな挑戦にも取り組んでまいります。
株式会社四十物昆布
手打ち式製法により成功した
「羅臼昆布うどん」
羅臼昆布は、昆布市場の中でも希少性の高い昆布です。グルタミン酸の量が多いため味が濃く、世界的にも評価の高い存在です。昆布の麺を作っている会社はいくつかありますが、たいていは一般的な昆布を粉状にして麺に練り込んでいます。でも石丸製麺さんからは、羅臼昆布の良さを最大限活かすため、粗挽きで練り込むことを提案されました。
試作を繰り返し、完成したうどんは、羅臼昆布らしい風味の強さ、旨みや独特ののどごしが際立つものに仕上がりました。おかげさまで2016年には農林水産省食料産業局長賞を受賞し、リピーター続出の人気商品になっています。
株式会社星野製茶園
お互いの「本物志向」が実現させた商品化
抹茶を使ったコラボレーションのお話はたくさんいただきます。しかしながら、実際に商品化に至ることは限られています。私たちのポリシーは「本物志向」であり、抹茶のおいしさが最大限にいかされる商品でなければならないからです。
石丸製麺さんのうどんづくりは、まさに「本物志向」で八女茶の良さを活かす製造技術も備えられています。茶そばはいろんな会社が作られていますが、お茶のうどんというものは聞いたことがありませんでした。完成した八女抹茶細うどんを購入したお客さまからも評判がよく、八女茶そのもののPRにも貢献しています。
石丸製麺株式会社
“幻の銘茶”育む茶どころ・高瀬町
当社の融業プロジェクトで、最初に開発された商品は「茶うどん」でした。開発にあたっては「香川発の商品」にこだわり、さまざまな農作物を検討しました。その中で、うどんと最も相性の良さそうな高瀬茶をパートナーとして依頼。質の高い一番茶を提供いただき、茶の風味を活かすため試行錯誤を繰り返し、最終的に包丁で丁寧に切り上げた細麺に仕上げました。
2014年の「かがわ県産品コンクール」では最優秀賞である知事賞を受賞し、この後の様々な融業へとつながっていく原点となりました。また現在、海外大手航空会社様の国際線(ビジネスクラス)の機内食にも採用されています。
石丸製麺株式会社
融業初!機能性表示食品
健康志向やダイエット効果などから「もち麦」が注目されています。もち麦の優れた点は腸の健康に関わる水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく摂取でき、生活習慣病の予防効果が期待できるところです。
当社では、香川県善通寺市から依頼を受け、もち麦の中でもβ-グルカンが豊富な香川県産のダイシモチを約25%練り込んだうどんを開発しました。健康的な食品でありながら風味も抜群。美味しさも兼ね備えもちっとした食感と喉ごしが人気です。ゆで時間5分で、うどんパスタ風・温めん・冷めんなど簡単で多面的に食すことができます。
お客様がお持ちの素材についてのヒアリングやご要望などを伺います。素材によっては、ご要望そえないこともございます。
ご提供をいただいた素材を練り込んだ製麺テストを行います。
試作品をお送りいたしますので、試食等による評価をしていただきます。
包材体裁、数量等の決定後、お見積りを提示いたします。
正式なご発注をいただいた後、製造スケジュールをご案内いたします。
スケジュール調整後、納品させていただきます。